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No.249 |
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タイトル
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ロマンシング・ストーン/秘宝の谷 |
(原題)
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ROMANCING THE STONE |
監督
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ロバート・ゼメキス |
脚本
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ダイアン・トーマス |
キャスト
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キャスリーン・ターナー、マイケル・ダグラス、ダニー・デヴィート他 |
制作
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1984年/アメリカ、メキシコ |
ジャンル |
アドベンチャー |
上映時間
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106分 |
評価
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★★ |
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<ストーリー>
姉が犯罪組織に誘拐されたことを知った女流作家ジョーン・ワイルダー(キャスリン・ターナー)は、彼女を救出するために単身南米コロンビアへ飛ぶ。だがジョーンが手にしていた手掛かりの地図には、謎の巨大なエメラルドのありかも隠されていたことから、彼女は悪徳政治家たちに狙われるハメになる.....。
<コメント>
若き日のマイケル・ダグラスとキャスリン・ターナーが伝説の石を捜し求めて大冒険を繰り広げるロマンス・アドベンチャー映画。監督は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985)シリーズで世界を席巻したロバート・ゼメキス。世界中で大ヒットを記録した同作と比較すると映像的にはおとなしい感じがしますが、スピーディなストーリー展開と起伏の激しいドラマ性はゼメキス監督のアクションものの原点ともいえる出来です。
主演のマイケル・ダグラスとキャスリン・ターナーがとにかく初々しくて微笑ましいですね。特にキャスリン・ターナーは白馬に乗った王子様にあこがれる少女の一面と切ない別れを受け入れる大人の一面を上手く演じて分けていて作品に厚みを持たせています。マイケル・ダグラスも痩せてるけど野性味があってカッコいい。個性派俳優ダニー・デヴィートのキャラクターが生かしきれていないのがちょっと残念。
平凡な日常生活から一転しての大冒険、ご都合主義的なストーリー展開、ハッキリした善悪、お色気にアクションにハッピーエンドと、およそハリウッド的な要素が満載されています。こういう作品はとにかく深く考えずに楽しむのがマルでしょう。マイケル・ダグラスのダンス・シーンはさすがに今見るとちょっと恥ずかしいかも。
もともと、この作品に興味を持ったのは、実は音楽でした。南アフリカ出身のエディ・グラントというミュージシャンがテーマ曲を担当したんです。当時エディ・グラントはシンセサイザーを大胆に導入したエレクトリック・レゲエと呼ばれる音楽でUKチャートで暴れまくっていました。ヒット曲「エレクトリック・アベニュー」なんかはクラフトワーク・ミーツ・レゲエといった感じで、他にもよく聞いていたレゲエに比べるとモダンな感じがしたんですよね。ちょっともっさりしたヴォーカルも独特で、かなりシーンの中でも特異な位置にいた気がします。残念ながら、原題と同名のテーマ曲はそれなりにヒットしたものの本編では使われませんでしたが。 |
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