No.428
タイトル
ファーザーズ・デイ
(原題)
FATHER'S DAY
監督
アイヴァン・ライトマン
脚本
ローウェル・ガンツ他
キャスト
ロビン・ウィリアムズ、ビリー・クリスタル他
制作
1997年/アメリカ
ジャンル コメディ
上映時間
99分
評価
★★

【 ストーリー 】
一児の母、コレット(ナスターシャ・キンスキー)は17年前に恋人だった弁護士ジャック(ビリー・クリスタル)を訪ねてロサンゼルスにやって来た。彼女は最近家出をした16歳になる息子のスコットは、実はジャックの息子だと打ちあける。ジャックは驚き迷いながらも、結局スコットを探す旅に出ることになる...。

【 コメント 】
コメディ映画に欠かせない二人の俳優ロビン・ウィリアムズとビリー・クリスタルががっぷり四つで組んだコメディ。監督は『ゴーストバスターズ 』(1984)、『ツインズ』(1988)などのアイヴァン・ライトマン。脚本には『スパイ・ライク・アス』(1985)、『シティ・スリッカーズ』(1991)など、こちらもコメディを得意とするローウェル・ガンツが名を連ねています。
元恋人から「実はあなたの息子がいる」と打ち明けられた二人の男。弁護士と作家と言う生き方も価値観も違う二人の男が、家出した息子を探して一緒に旅する羽目になるという物語。

自殺を試みたり、口が達者だったりととにかく騒がしい作家をロビン・ウィリアムズが、やりがいのある仕事や美しい妻に恵まれながらどこか心に隙間のある弁護士をビリー・クリスタルがキャスティング。それぞれにいい味出しています。息子探しを依頼する恋人役には懐かしのナスターシャ・キンスキーがキャスティングされていてびっくり。さすがに昔ほどの存在感はなくなった気がしますが、それでも美しいですね。
テンポも良くてだれる感じはないのですが、では主役二人の掛け合いが面白いかと言うと、ロビンがぼけてビリーが突っ込むと言うパターンになってしまってちょっと刺激がありません。ロビンの一人ネタも下ネタが多く、あまり笑えません。肝心の息子も純粋というよりちょっと間が抜けすぎていて、痛々しい。全体としては、とにかく笑いに徹したわけでもなさそうですし、人生に満足しきれない二人の男が父性に目覚め、お互いの交流を通して成長していくと言う物語には中途半端。息子の実の父親のエピソードもやりすぎた感じがします。この二人が競演するのは珍しく、それだけでわくわくするのですが。ロビン・ウィリアムスのとにかくハチャメチャなところが好き、という方にはオススメです。

ちなみに終盤、メル・ギブソンがカメオ出演しています。しかもかなりのインパクトで。実はこの場面が一番面白かったりして...。

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