『星間戦争の終わり』

のコラムの定番コーナーになりそうでならない、三軒茶屋の映画館での激安2本立てレビュー。今回は『スター・ウォーズ エピソードIII/シスの復讐』(ジョージ・ルーカス監督)と『ファンタスティック・フォー』(ティム・ストーリー監督)の2本立て。

『スター・ウォーズ』シリーズ第1作目が最初に日本で公開されたのが1978年。私は11歳でした。しびれました。映画の原作本や特集本なんかも買いましたね。ホント楽しかった。映像的にもインパクトがありましたが、当時何かの雑誌で、”シリーズ全ての映画化まで、毎年1本作って10年かかる”と書いてあったのを見て、そのスケールの大きさにも度肝を抜かれました。実際は全然そうはならなかったのですが。しかしながら、なぜだかその後、いかにもハリウッド的な作品に興味を示さなくなったため、3作目『ジェダイの復讐』(1983)の頃には、熱はすっかり冷めていました。なんでだろうなあ。久しぶりに『エピソードI/ファントム・メナス』が上映された時も、とりあえず見に行きましたが、CGばかりでつまらなかった印象。まあ、しかし”エピソードIII”は、あれだけ熱狂したシリーズの完結編ということで、とにかく見なければならない作品。で、映画館へ。で、結論を言うと面白かったです。ダース・ベイダーとなるアナキン・スカイウォーカーの物語としてもよく出来ていたと思います。切ないです。いくら若い時の役とは言え、どうしても慣れることが出来なかったユアン・マクレガーのオビ・ワン=ケノービ(やはり名優アレック・ギネスの印象強し)もよかった。ヨーダも何かリアルになってました。それでも昔ほど興奮しなかったのは、もう驚くような映像の進化が見られなかったこと等もあるでしょうが、やはり自分が年をとったことが大きいんでしょうね。基本的にベタな話ですから。『ロード・オブ・ザリング』や『ハリー・ポッター』シリーズも全部は見ていませんが、今、10代だったらハマるんだろうなと。そういう意味でも切ないです。

ちなみにアメコミが原作のもう1作、『ファンタスティック・フォー』は...。大ヒットしたTVドラマ『ダーク・エンジェル』の主演でブレイクした女優ジェシカ・アルバがかわいかったのがとにかく救いでした。でも、2本で1100円、文句は言えないか。

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