『未知の音楽との遭遇』

近買ったCD。結構大当たりでした。一枚はJeff Mills(ジェフ・ミルズ)の『Contact Special』、もう一枚はAFX(エイフェックス・ツインことリチャード・D・ジェイムス)の『Hangable Auto Bulb』。
デトロイト・テクノの代表格、ジェフ・ミルズの新作は「未知との遭遇」をテーマにリリースした全世界で300枚しか発売されなかった超限定シングルを集めたもの。一曲目から魂が旅立ちます。いつも思うのですが、貧困や差別から出てくるものって本物だよなあと。ちなみにCDのジャケットは、ストリートを歩いている彼の頭上からUFO(物体そのものは写っていませんが)らしきものが光を照らしているもの。でもって、CDの盤面には少し地面から浮いた彼の足元の写真が。もともと宇宙人じゃないかと言われていたミルズですが、とうとう生まれた星に帰ったのでしょうか。今までありがとう。また帰ってきてね。
もう一枚のAFXは、リチャード・ジェイムスがAFX名義で95年にイギリスのWARPレーベルより発表していた限定アナログ盤をCD化したもの。このソリッドさと狂気は説明不要。ドラムンベースを進化させたドリルンベースと言われる彼の音楽が形を現し始めた頃の音源ですが、一枚通して聞くと体中孔だらけになります。素晴らしすぎます。天才っているんですねえ。最近、リチャード・ジェイムスはエイフェックス・ツイン名義で映像作家クリス・カニンガムの作品「Rubber Johnny」(姿形を自由に変形できる突然変異の子供がテーマ!)の音源を手がけました。これも震えるだろうなあ。
魂をどこか遠くに飛ばしたくなったらミルズを、とにかく何かを壊したくなったらAFXを。いずれにしても長時間続けてののリスニングには十分ご注意ください(笑)。

ちなみにミルズの直筆ブログ見つけました!日本語訳も付いてます。
http://blog.excite.co.jp/jeff05

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