『排水考』

10月2日土曜日の朝のことです。仕事に出かける前にシャワーを浴びて、良い気分で風呂場から出ると、キッチン(というほどの広さはありませんが)が水浸しになっていました。いや、水浸しはちょっと大げさ。風呂場の横に洗濯機が置いてあるのですが、その付近の床が水でとっぷりと濡れていたのです。???となった私はとりあえずティッシュや雑巾で水をぬぐい、時間もないのでそのまま仕事に。
当日は飲んで帰ったこともあって、面倒くさいのですべて明日にしようと、とりあえず寝ました。でもって、次の日の早朝。こちらからアクションを起こす前に、不動産屋のおじさんが家にやってきました。私の階下の人の部屋が水浸しになったのだが、どういうことかとのこと。そう言われてもねえ。こちらとしては普通にシャワーを浴びていただけで。ホントに。とりあえず翌日、業者さんを連れてくるので調べて見ようということに。その日は水を使えないことになりました。プチ遭難ですね。使えない、と言っても、お風呂やシャワーは控えてくれということで、歯を磨いてうがいをするぐらいはできるのでさほど不便はありませんでした。まあでも、それも一日二日だから我慢できること。地震や何かの災害で、本当に水道や電気のインフラが破壊されてしまったことを想像すると怖くなりました。そうでなくても最近地震が多いですからね。

ちなみに翌日、建物の天井裏を調べたり、排水のパイプに棒状の器具を通したり、専門の業者さんが散々調べた結果、はっきりとした原因は分かりませんでした。業者さん曰く、「普通使うべきはずの太さの配管が使われていない」「規格外の細いものが使われている」。なので、2階(私のいる階です)の部屋の人たち(全部で6人です)がいっせいに水を使う等、排水に許容量以上の負担がかかったことが原因ではないか、とのこと。これまた???。
でもそういえば、今のところに住んで6年ぐらい経ちますが確かに何も無茶なことをしていないのに、何度か排水の逆流を経験しました。要するに建物を作った業者さんが手抜きしたっていうこと?配水管を直すにはかなりの費用や時間がかかるとのことから結局このままらしいので、注意して使う他ないようです。
やはり怖いのは天災より人災でしょうか。

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