『世界警察』

よいよ明日7月30日(土)より、東京を始めとする全国一斉上映が始まります。『チーム★アメリカ/ワールドポリス』。トレイ・パーカー、マット・ストーンら、ずばりタブーを突いてアメリカを震撼させたアニメ『サウスパーク』のスタッフたちによって制作されたパペット(=人形)アニメ作品です。
主人公は”世界平和を守る”という使命のもとに結成された、ハリウッドの秘密基地を拠点とする国際警備組織「チーム・アメリカ」。このチームはワールド・ポリスと言っても、あくまで自己満足的なチームで、その破壊行為の凄まじさからアメリカ国内からも非難されています。しかし、自分のことは顧みず、ただひたすらテロ撲滅のために世界を駆け巡り壊しまくる設定。いきなり冒頭からパリに現れたアラブ系テロリストを相手に街を破壊してしまうくらい暴れまくるらしいです。やばいです。
人形たちのセックスシーンを含むさまざまな問題シーンのせいで、最終的にR指定(17歳未満でも保護者同伴で鑑賞可能)に落ち着いたとのこと。セックスシーンに関しトレイ・パーカーは、「人形に性器はついてないし、普通の子供たちがバービーとケンの人形で遊ぶようなことをやっただけなのに。3分半の愛を交わすシーンが短くなって、リアルなセックスシーンになってしまったよ(笑)」と語ったそうです。うーん、清清しい。

私はまだ見ていませんが、この映画の怖いのは、チーム・アメリカが実現する可能性がゼロでないところであり、さらに怖いのは、アメリカの人々の中で本当に”ワールド・ポリス”としての使命感を持っている人がすでにいるということではないでしょうか。まあこの映画に関しては、そんなに真に受けず、”こんなに自由に表現が出来るアメリカってすごい”程度に理解すればいいのかもしれませんが。

・『チーム★アメリカ/ワールドポリス』オフィシャルサイト
http://www.teamamerica.jp/

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