『落語に行こう』

昨日、落語を聞きました。どこで聞いたかというと、手前味噌で申し訳ないのですが、うちのギャラリー(世田谷233:http://boxweb.cool.ne.jp/)で始めた月一の落語会です。もともと私は落語が好きで、会社勤めをしている時は仕事場に近いこともあり、池袋演芸場によく通っていました。しかし、お店を始めてからは寄席に行く時間が無く、なら自分のところでやってしまえ、ということで、いろいろな人のご協力を得て実現したものです。
日時は毎月第2水曜日の20:30〜。二つ目の落語家さん二人に来ていただいてお噺二つ、ビールかお茶つきで1,300円。

で、やっぱり落語は面白い。別に小さいころに父親によく寄席に連れて行かれた、なんてことは全く無いのですが、もともと関西育ちのせいか、基本的にお笑いが好きなんでしょうね。しかも、話術をメインに楽しませてくれる漫才や落語が特に惹かれるんです。ちなみに二つ目とは東京の落語界における階級のことで、前座、二つ目、真打と分かれています。落語家として、一本立ちし、一人前として扱われるのが真打からで、弟子を取ったり人に稽古をつけたりできます。真打への昇進は人によってそれぞれですが、大体10年から15年くらいらしいです。
落語というと古典や創作がありますが、そこで語られるのは何もメインとなる物語だけではないんですね。必ず”まくら”といって、本題に入る前の世間話というか漫談のような導入部分があるんです。ここがいいんですよ。昔の風情や文化に触れるような話があったり、時事ネタを扱ったりね。結構ためになる話なんかもあります。また、この部分を聞けばその落語家さんが面白いかどうか大体わかります。話術がうまい、と唸らせる人もいれば、単に話し上手なだけだなあと思わせる人もいます。個人的にはメインの噺はもちろん、この”まくら”を聞くのが好きなんですよね。
まだ落語未体験の方はぜひ一度お近くの寄席に足を運んでみてください。ほとんどの寄席が3,000円程度払えば一日見放題ですからお得ですよ。

・社団法人落語協会ホームページ(http://www.rakugo-kyokai.or.jp/

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