『フィッシュアイ』

ロシアの「ロモ」と言えば知る人ぞ知るカメラのブランドですね。シンプルで頑丈な作りのＬＣ−Ａというシリーズから、４分割や９分割の写真が取れる、いわゆるトイカメラと言われるシリーズまで幅広い機種を出しています。”フォトグラフィー”ではなく、”ロモグラフィー”という独自の世界を構築し、今なお世界中で愛されているカメラです。
私もここ数年でロモのファンになってしまい、今では２台所有しているのですが、最近また１台買ってしまいました。新製品です。その名もフィッシュアイ。魚眼と呼ばれる超広角レンズを装備したカメラです。人間の目の視野角（ものが見える範囲）は普通に前を見ている状態では５０度ぐらいらしいのですが、このカメラは１７０度まで捉えるそうです。
でもって、このカメラで撮ると普段見ているものも全く違う見え方をします。もともとギャラリーを始めた時に、出来るだけ写る範囲を広くしたいと思って魚眼レンズを買おうとしたのですが、高いんですよね。まあ魚眼に限らずレンズはみなそうなんですが。で、このフィッシュアイは税込みで6,090円とリーズナブル。その分ピントや色目はそれなりですが、まあそれはご愛嬌。こういうカメラはあんまり細かいことを気にしないのがいいんですよね。カメラ本体にはおっきなレンズがどでんと付いていて、レンズキャップやグリップの部分は白いゴム製。プロダクトとしてもかわいいです。シャッターボタンのところには魚の絵が描いてあるし。さすがロモ。ちょっと撮影したものをアップしてみました。
→http://dmovie.fc2web.com/fish/fish.html

面白いでしょ。どうやら初回ロット分は早速売切れになったようです。5月下旬にはまた入荷するそうですよ。ロモジャパンの通販からも買えます。レンズが暗いのか、室内ではストロボを焚かないと厳しいですが、これからの季節、天気の良い日に外でバシャバシャ撮るのが楽しいと思います。みなさんの目に世界はどう映っていますか？

・フィッシュアイ製品ページ
（http://www.lomography.jp/lomography/microsite/fisheyejp/）

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