『冬の入り口・縦の思考』

の入り口まで暖かかった昨年がうそのように、身体の芯まで冷える日が続いています。で、年明け早々に体調を崩してしまいました。
10日の朝、起きてすぐ風呂に入ってしばらくしているとちょっと身体に異変を感じました。熱を測ってみると微熱あり....。特につらくは無かったのですが、喉の状態等、過去の経験から高熱が出るのは必至な雰囲気。ということですぐさま病院へ行って解熱剤をもらうことに。

病院に行くと、喉の荒れはさほどではないものの、なぜか脈がかなり速いということで、心電図を取ることになりました。朝、風呂に入ったことと、病院まで自転車をすっ飛ばしたことも説明したのですが、念のためとのこと。さらに甲状腺に異常の可能性もあるというので血液検査も追加。もちろん、このお医者さんにはいつもお世話になっており、どちらかというと慎重に対応してくださっているのがわかっているので、悪い気はしないのですが、甲状腺の異常にありがちらしい発汗や手の振るえ等が無いのはもちろん、脈の速いのも一時的なものとの確信があるので心配はしませんでした。
こういう場合いつも思うのですが、医療や健康に関してはこちらは素人とは言え、やはり自分の身体は自分が一番よくわかっているのだなということ。もちろん、私はC型肝炎という大病を一度患った経験と、毎年と言っていいぐらい扁桃腺の炎症による高熱に悩まされているので、結構自分の身体に関しては注意を働かせているということもあると思いますが。
例えば風邪を引いた時のお風呂に関しても、「熱いのに短時間入るのがよい」とか「絶対入るのはダメ」等々諸説ありますが、結局大事なのは自分の経験値だと思うんですよね。で、それがやっぱりほとんど間違っていない。そんな気がします。もちろん過信は禁物ですが。

先般の兵庫県を襲った台風23号に関するテレビ番組で、日頃から外にバケツを置いてそこにたまる雨量を測っていた男性が、今回の雨量の多さに着目して自主非難をし、家族全員一命を取り留めたという話を見ました。正確には覚えていないのですが、その後その男性は「日頃から自分なりの危機基準、意識を持つことが大事」というような意味のことをおっしゃっていました。まさにその通りだと思います。
物事を見る時に横との比較ではなく、縦(=この場合は時間軸)との比較が大事ということは、このコラムでも何度か言及した記憶があるのですが、健康管理に関してもそれは言えると思います。大事なのは自分の身体が過去どのような環境の時にどうなったかという経験と記憶。
とまあ、頭ではわかっていても結局は無理をしてしまい、今だに熱にうなされながらこのコラムを書いているのですが。いきなり年初から反省。ああ先が思いやられる。

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