『2004年の終わりに』

004年最後の配信となりました。本年もご覧いただきましてありがとうございました。昨年度の最後の配信では、”劇場に足を運ぶ回数がかなり減ってしまった”ことを嘆いており、さらにどこかの回で”もっと劇場で見ようと思う”、みたいなことも発言しているはずなのですが、結局はさほど増えませんでした。年末を迎え、あらためて自分はだめな人間だなあと感じています。反省。

そんな状況ではありますが、とりあえず今年見た映画の中で印象に残っている作品を挙げさせていただくと、ティム・バートン監督の『ビッグ・フィッシュ』、ガス・ヴァン・サント監督の『ジェリー』&『エレファント』、スパイク・リー監督の『25時』、『列車に乗った男』、『スクール・オブ・ロック』、『ロスト・イン・トランスレーション』、『らくだの涙』、『LIVE FOREVER』、『スパイダーマン2』といったところでしょうか。『ジェリー』以外はおそらくビデオ化されていると思いますので、年末・年始はビデオ三昧、という方で未見でしたらぜひ。

ちなみに、今一番見たいのは、2004年に滑り込むように先日公開が始まったばかりの『スーパーサイズ・ミー』。肥満症に悩む2人の若者が「こうなったのはファーストフードのせい」と、マクドナルドを訴えたという報道を聞いたモーガン・スパーロック監督が、自分の身体を使って”30日間ファーストフードで食事を済ませると人体にどのような影響があるか”を実験したドキュメンタリー。聞いただけで胸がムカムカしてきそうな感じですが、広告やミュージック・ビデオのフィールドで活躍していた監督なので、映像的にも期待してます。
個人的にはできるだけファースト・フードを食べないようにしていて、今年はおそらくマクドナルドをはじめとするハンバーガー・ショップに入ったのは3回ぐらいだと思います。まあ、特別敵視する理由も無いのですが、やはり、単純に早さや安さを求めるものには少し距離をおきたいという気持ちがあるんですよね。だから絶対この作品は見たい。
モーガン・スパーロック監督はあるインタビューでこう話しています。「実験が終わってからは、一度もマクドナルドで食事をしていませんね。ハンバーガーは好きですよ。ただ本当に美味しいハンバーガーというのは、街角にある夫婦が経営している小さなお店で手作りで出してくれるようなものだと思います。」いいこと言います。本来なら当たり前のことなんですけどね。
来年も引き続き”ファースト”なものに対する抵抗は続けようと思っていますし、それはそれでまあ、それなりに続けられると思うのですが、劇場にもっと足を運ぶというのは、やっぱり難しそうだなあと。すべての映画がレイトショーをやってくれればありがたいのですが。
ということで来年も引き続きよろしくお願いします。良いお年を。

・『スーパーサイズ・ミー』公式サイト(http://www.supersizeme.jp/

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