『備える時代』

変わらず新潟は地震で大変な状況が続いているようです。東京にいても毎日が不安です。次の大地震は東海地方とか首都圏とかいろいろと言われていましたが、結局日本にいる以上避けられないことなのでしょうか。とにかく一刻も早く終息に向かうことを願います。

地震の災害に比べれば小さなことなのですが、個人的にもかなり大変な目に遭いました。ここ数日で私が所有するパソコンのハードディスク(データを記憶する磁気ディスクですね)、持ち歩き用カード型ハードディスクが次々とクラッシュしてしまったのです。カード型は持ち歩き用以外にバックアップ的意味合いもあったのですが、同じ時期に両方ダメになるとは...。仕事関連を始めする重要データがすべて入っていましたので本当に一大事でした。理由はわかりません。突然強制終了して立ち上がらなくなったり、異音を発してアクセスできなくなったりしたのです。どうしようもなく八方塞がりになった26日の深夜3時ごろは、その喪失感からただ呆然と部屋の中で動かなくなった機械を見つめていました。何でこうなってしまったのか。日頃の行いだろうか。1時間でいいから過去に戻れたら。ひょっとしたら誰かの仕業なのか(ウィルスのせいという可能性はもちろんありましたが)。
そのままボーっとしていも何も改善しませんし、締め切りの迫った仕事もありましたので、とにかく気を取り直して何度も何度もアクセスしようと試みていたところ(常識的にはあまりオススメできるやり方ではありませんが)、何回か奇跡的にアクセスが出来、データだけは9割方確保できたため、最悪の状態からは抜け出せました。
その時に持っていたデータが結構多かったので、失くしたときのショックも大きかったわけですが、データ=モノと考えると、持っているものが少なければ少ないほど、ショックも少なかったでしょう。持つべきか持たざるべきか、難しいところです。しかし、必要なものはしょうがないとしても、出来るだけ身軽でありたいなーとは思いますね。モノであれ、心であれ。

ちなみに私たちは幸い、失敗から学ぶという事ができます。いや、学ばなければ悔しくて眠れません。その時にハードディスクのデータを何とか取り出す方法は無いものかとインターネットで調べたところ、ディスク復旧業者なる人がいることがわかりました。大切なデータ(仕事だけでなく思い出もあります)を取り戻せるのならお金に糸目は、と業者を検索して内容を調べてみたところ、大まかにはこんな感じでした。
・大体の業者が最初の見積もりから課金。相場は数千円から数万円。
・ディスクには論理的障害(ソフトウェア上の障害)と物理的障害(ハードウェア上の障害)がある。
・論理的障害はほとんど復旧可能。費用は数万円程度。復旧するハードディスクの要領や取り出したデータの量等によって異なる。
・物理的障害の場合は復旧できるかどうかはケース・バイ・ケース。復旧できたとしても費用的な相場は安くても10万円程度。通常使っているような容量では20万円から30万円程度。
いかがですか。高いか安いかはご覧いただいている皆さんの判断に委ねますが、私は涙が出そうになりました。さらに怖かったのは、今まで実際に経験したトラブルはほとんどが物理的障害だと思われることです。
とりあえず、夜中にデータを取り出すことに成功した私は、明日からの決め細やかなバックアップを心に決めました。いつまで続くかはわかりませんが。皆さんもくれぐれもご用心を。

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