『ぐだぐだ年金』

治家の国民年金未納問題が”ぐだぐだ”です。福田康夫官房長官の引責辞任に続き、(というかそれを受け)今月10日、菅民主党代表も代表を辞任すると発表しました。さらに12日には公明党の神崎代表以下、13議員に未納期間があったことが発覚。うーん、みんな議員年金があるから国民年金を軽視してたのかな?それとも単純に制度自体が難解なだけ?もしくは、自分は一般の国民とは違うっていう選民意識なのかな?
それにしてもこれだけの人が未納、未納と騒いでいるのに、小泉さんの名前は出てこない。きちんとしている、というよりは運が強いなあ、と思ってしまいます。

福田氏が辞めた理由は2つ。一つは「未払いの閣僚が相次いだ」こと。もう一つは「自身の未納の公表に不手際があり、政治不信を増幅してしまった」こと。菅代表は「年金未納問題で、国民と党に迷惑をかけたことに対する責任は極めて大きい」と挨拶。神崎代表は年金未納の会見の直前に開いた常任役員会で「引き続き、職務に精励してほしい」と激励されたことを紹介し、辞任しない考えを強調しました。
まあ、今の役職を辞める人・辞めない人いろいろいるみたいですが、基本的には私は年金の未納ぐらいで辞める必要は無い、という考え方です。もちろん、未納そのものは由々しき問題ですし、政治家以外にも未納者はたくさんいるので、その辺の回収はしっかりやって欲しいです。
しかし、この問題に関しては、そもそも制度のややこしさが根本的な問題でしょうし、とにかく一刻も早く年金制度そのものが成り立つように見直しをして欲しい。老後の蓄えを自分でやるって言ったって限界があるし、お金を動かしてお金儲けをするのがますます困難な時代になると思いますしね。実際、今の20代の若い人たちの間でも、将来が見えづらいがゆえに年金に期待している人は少なくないですよ。まあ、そんな年齢から年金を当てにするような夢の無い社会自体がどうかという疑問は残りますが。

で、今回の”ぐだぐだ”から学んだこと。タイミングを逸するというのは恐ろしいことだなということ。もちろん菅さんのことです。9日の日曜日に大スターも顔負けのテレビ出演率でしたが、どれを見ての明らかに苦しい弁明ばかりでした。「未納じゃなくて未加入」って言われてもねえ。同じですよ、やっぱり。後、保険料未納閣僚を「未納3兄弟」と呼んでいながら、自分もそうだったのに、何の謝罪もありませんでした。結果論ですが、福田さんより先に辞めていれば、参院選の勝敗にかなり影響したと思いますよ。
ということで、小沢さんに期待します。

※5月21日(金)追記:このメルマガ発行後、14日に小泉首相の国民年金の未加入が発覚!民主党小沢氏にも未加入期間があったことが明らかになりました。この国の政治家は大丈夫???

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送