『頭痛』

何か最近、自律神経失調症気味です。もう本当に、すべてブッシュ大統領と小泉首相のせいだ、というのはあまりにも乱暴かもしれませんが。
イラクは平和を取り戻すどころか、テロは激しくなるばかり。国際テロ組織「アルカイダ」系の組織からは、日本も名指しで脅される始末。この前、渋谷に出かけたのですが、駅の地下通路には警官が常駐しているし、街には「防犯」と書かれた腕章をした人がちらほら。正直、歩いていて怖かったですよ。どこかが爆発するんじゃないかと思って。いつの間に日本はこんな国になってしまったの？

ところで、「きれい」なのは良くて「汚い」のは悪い。「勝つ」のはいいけど「負ける」のはダメ。そういう価値観や考え方って一般的なのかもしれないけれど、本当にそうなんでしょうか。きれいな方がいいんですか？勝った方がいいんですか？もうすでに「早い」とか「多い」とかいうことが、必ずしも良いことだったり幸せだったりする時代は終わってますよね。”正しい”とはどういうことなのか、もう一度ちゃんと考えなければ。自分が正しくて相手が間違っていると、誰が決めることができるのでしょう。アメリカが正しくてイラクが間違っていると誰が決められるのでしょうか。いや悪いのはフセインを含む統治者たちで、イラク国民は悪くない。もちろんそうです。でも現実にたくさんのイラク国民が犠牲者となっています。

ブッシュ大統領は、イラク戦争開始からちょうど１年目を目前にした１８日、ケンタッキー州のキャンベル空軍基地で演説し、イラク戦争の正当性を主張しました。また１９日当日には、ホワイトハウスで演説を行い、日本などが部隊をイラクに派遣したことを「歴史的なこと」だと評価し、さらにイラクで殺害された奥克彦大使の名前を挙げ、イラクの民主化への日本の貢献に謝意を表しました。しかしながら、私には相変わらずそもそもの大義も、なぜアメリカが正しいのかもわからないままです。ああ、頭痛がする、頭痛がする。

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