『大人の科学』

和40年代生まれの方ならおそらくご存知の”学研”の「科学」と「学習」。その学研が発売している雑誌「大人の科学マガジン」。これが面白い。「科学」と「学習」をそのまま大人向けにした内容で、もちろんお約束の付録も大充実。「エジソン式コップ蓄音機」「マルコーニ式電波カー」「大江戸からくり人形 」等々、特別科学が好きでなくても触手の動くものばかり。当初は1万円前後と多少高価な感じがしましたが、昨年からムック本となり1,680円と付録の充実度はそのままに手の届きやすい価格に。
で、昨年12月に発売されたムック本Vol.03の付録はなんと「ピンホールカメラ&現像セット」。いやー、たまらんですなあ。年明けに知り合いに教えてもらったのですが、その時すでに近くの書店では売り切れ状態。しかし、学研のホームページからバックナンバーの取り寄せが可能なので、早速注文。昨日届きました。
付録が入った箱に糊付けされている雑誌本体を取り外すと、表紙には青空をバックにピンホールカメラ本体が浮いています。そしてそこに挿入された「スローなカメラできました」のコピー。思わず「もう1冊欲しい」(笑)。内容もゲストが赤瀬川源平、日比野克彦、岩井俊雄、と続きます。それぞれのページにはゲストの方が付録のカメラで撮影した写真が載っているのですが、そのどれもが面白いものばかり。

ピンホールカメラとは小さな穴(ピンホール=針穴)から光を取りこんで撮るカメラ。レンズはついていません(だから付録にも出来たのだと思いますが)。でも、普通のカメラとは違う独特の雰囲気があって良いんです。付録のカメラは付属の印画紙でも取れるし、市販されている35mmフィルムも使えます。個人的にはそんなにカメラや写真に詳しいわけではないけれど、そんな人間でも十分楽しめますよ。ホント。
ちなみに学研では今回の発売に際し、ピンホールカメラで撮った写真を募集してコンテストを開催するそうです(詳細は「大人の科学マガジンVol.03」に記載されています)。優秀作品には賞品もあるとのこと。
うちのギャラリーでもこの雑誌を購入、みんなでいっぱい撮って参加しようと思っています。楽しみ。

・「大人の科学」(http://kids.gakken.co.jp/kit/otona/

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