『変わることの罪悪』

はWEB製作・コンサルティングの仕事もしているのですが、WEBサイトを作る上で気を付けている格言のようなものがあります。それは「人は本質的に変化を嫌う」ということです。
よく「サイト・リニューアル」と称して、メニューの位置やサイトの構成そのものを大幅に変えてしまう例を見ることがありますが、新規のユーザーさんならいざ知らず、一度でもそのサイトを訪れたことのある人なら、前回訪問時に学んだ(意識的にではないにしても)直感的な操作が役に立たなくなり、想像以上の使いづらさを味わうものです。こういう事って作っている側は、あまり気づかないんですよ。実際作っている側の作業としては徐々に変わっていくわけですし、製作の過程でそれなりに修正や変更を加えるわけですからねー。

で、今回言いたかったのはいつもレンタルビデオを借りているツタヤの話。これが結構頻繁にビデオの配置換えをするんです。大きなチェーン店だけにビデオの在庫数も多く、配置換えの作業自体かなり大変だと思うし、店員さんは一生懸命(ひょっとしたら徹夜で?)やっているのだろうけれど、こちらにしてみるとわかりづらいことこの上ないんですよ。さらに独自の特設コーナーなんかもたくさん設けているので、映画監督名から探したとしても肝心の作品が「○○○は〜〜〜のコーナーにあります」と案内されていたりして。さらにそのコーナーの場所がまたわからない。店員さんに聞こうにも皆忙しそうだし、やっと捕まえて聞いても、店員さん自身がわかっていない場合も多いんですよね。まあ確かに全部を把握するのは無理だと思いますが。こういう風に感じているのってきっと私だけじゃないと思うんだけれど、それでもやっぱり配置換えが行われているのは、売り場に新鮮味を与えるとかいう効果があるのかなー。もしくはもっとちゃんとした理由がるのかもしれないけれど。ご存知の方いらっしゃったら教えてください。
世の中には変わらなきゃならないこともたくさんあるし、変わることってとっても大事だと思う。でも変わらない良さ・使いやすさっていうのも間違いなくあるはずだと思うんですけどねー。
ちなみにツタヤって、ビデオの返却を忘れて延長してしまったとき、お店がオープンする10:00前から店頭に並んで待っていると、延長料金が半分になりますよ。うちの近くの店舗だけかもしれないけれど。こういうのは大歓迎です。延長しがちな方、お試しあれ。

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