D-Movie(No.699)

・邦題:『ゾンビランド』
・原題:『ZOMBIELAND』
・監督:ルーベン・フライシャー
・脚本:レット・リース他
・キャスト:ウディ・ハレルソン、ジェシー・アイゼンバーグ他
・制作:2009年/アメリカ
・ジャンル:ホラー
・上映時間:87分
・評価:★★★


【 コメント 】
2010年の『ソーシャル・ネットワーク』の主演で一躍世界的なスターになった感のあるジェシー・アイゼンバーグ主演作品。ゾンビであふれかえる世界を舞台に、偶然出会った孤独な男女4人がゾンビのいない楽園を目指して旅するロードムービー+ホラー+コメディ作品。主演は他に『ラリー・フリント』(1996)のウディ・ハレルソン、『アメイジング・スパイダーマン』(2012)のエマ・ストーン、『リトル・ミス・サンシャイン』(2006)のアビゲイル・ブレスリン。監督はこれが長編デビューとなるルーベン・フライシャー。
ある日、謎の新型ウィルスに感染した人間がゾンビ化して人々を襲い、瞬く間に世界はゾンビであふれかえってしまう。そんな中、テキサス州で暮らしていたひきこもりの大学生コロンバスは、独自に編み出した“32のルール”を実践してなんとか生き延びていた。両親のいるオハイオ州コロンバスを目指して旅する彼の前に、ゾンビ退治に執念を燃やすタフガイ、タラハシーが現れる。彼の車に同乗して旅を続けるうちに、元詐欺師の美人姉妹ウィチタとリトルロックが合流、4人で旅を続けることになる。彼らは一路、“ゾンビと無縁の天国”という噂の、ロサンジェルス郊外の遊園地“パシフィックランド”を目指すが...という物語。

冒頭からゾンビの描写がリアルです。スプラッタものが苦手な人にはちょっとオススメできません。ただ、全編にわたってエグい描写ばかりかというと、意外にそうでもありません。偶然出会った4人が共に旅する様子が描かれていますが、しっかりと人間関係やドラマも描かれており、ゾンビの描写がもっとソフトなら(それだと意味がないかもしれませんが)、多くに人に受け入れられる作品なのに、と思いました。ウディ・ハレルソン、ジェシー・アイゼンバーグともに、コメディも十分いけますね。ゾンビに支配された世界がどうなる?は置いておいて、笑いあり、感動ありで、いわゆる”ゾンビもの”とは一線を画す面白い作品だと思います。

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