D-Movie(No.964)

・邦題:『ビッグショットダディ』
・原題:『WORLD'S GREATEST DAD』
・監督:ボブ・ゴールドスウェイト
・脚本:ボブ・ゴールドスウェイト
・キャスト:ロビン・ウィリアムズ、アレクシー・ギルモア他
・制作:2009年/アメリカ
・ジャンル:ドラマ
・上映時間:99分
・評価:★★★


作家志望の冴えない高校教師ランスは年頃の息子カイルと2人暮らし。同僚の美人教師クレアとの恋人関係はそこそこ良好だが、カイルとの親子関係はぎくしゃくしている。ある夜ランスは、カイルが自慰(窒息系)行為中の事故で死んでいるところを発見する。激しいショックを受けつつも、ランスはカイルの死を自殺に見せかけるために遺書を偽装する。ところが、ふとしたことからその遺書が世間の注目を集め、カイルが10代のカリスマとして祭り上げられるとともに、ランスは息子を自殺で失った悲劇の父親としてメディアに大きく取り上げられるようになってしまう...という物語。

コメディアン、俳優など幅広く活動しているボブ・ゴールドスウェイト監督作品。自慰行為中の事故で死んでいる息子を発見した高校教師のランスを主人公にしたコメディ・ドラマ。主役を演じるのはロビン・ウィリアムズ。コメディとは言え、素直に笑えない内容ですが、これを演技派・ロビン・ウィリアムズがうまくまとめています。罪を犯した者の死、罪を認め、告白することの美徳。日本人には少し苦手な内容ですし、主人公に感情移入できるかというと微妙ですが、あまり深く考えず、ラストシーンでのカタルシスを感じるのが正解かも。アメリカ的ユーモアではなく、アキ・カウリスマキあたりの感性でリメイクしてくれれば最高に面白い作品になるかも、と思いました。

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