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No.267 |
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タイトル
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ウェインズ・ワールド |
(原題)
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WAYNE'S WORLD |
監督
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ペネロープ・スフィーリス |
脚本
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マイク・マイヤーズ、B・ターナー、T・ターナー |
キャスト
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マイク・マイヤーズ、ダナ・カーヴィ、ロブ・ロウ、アリス・クーパー他 |
制作
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1992年/アメリカ |
ジャンル |
コメディ |
上映時間
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95分 |
評価
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★★★ |
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<ストーリー>
ノー天気なヘビメタ小僧ウェイン(マイク・マイヤーズ)とガース(ダナ・カーヴィ)。ふたりが放送するケーブルTVショウ「ウェインズ・ワールド」は若者に大人気。この番組に目をつけたTV局のやり手重役ベンジャミン(ロブ・ロウ)。彼はこの人気番組を乗っ取るだけでなく、ウェインの恋人カサンドラにまで接近する.....。
<コメント>
米NBCの人気番組「サタデー・ナイト・ライブ」の中の一コーナーとして人気を博した"ウェインズ・ワールド"の映画化。ウェインとガースのコンビが繰り広げるお馬鹿で楽しいロック・ムービー。後に製作も手がけた『オースティン・パワーズ』シリーズで大ブレイクするウェイン役のマイク・マイヤーズの出世作。彼の悪ノリぶりが存分に発揮されています。
相手を褒め上げた後に「〜なわけない」と言ったり、股間を突き出して「シュウィーーーン」と叫んだり、とにかくお馬鹿な”ウェイン語”が笑えます。企業広告を徹底的にこき下ろすあたりもしてやったり。個人的にはイギリス文化や60年代の音楽へのリスペクトが感じられる『オースティン・パワーズ』の方が好きですが、ロック〜ヘビメタ・ファンなら本作の方がストレートに楽しめるはず。アリス・クーパー本人の出演もすごい。ウェインが恋する女性シンガー”カサンドラ”も実際に本人が歌っているそうで見逃せない存在。車の中でクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」を合唱する場面は、マイク・マイヤーズでなくてもいつか誰かが映画に残したであろう場面(笑)。映画としてはおふざけな感じですが、意外と今までと違う三枚目の存在感を見せたのが敵役を演じたロブ・ロウ。本作での演技が評価されたのか、『オースティン・パワーズ』シリーズにも再三登場。それにしてもジミ・ヘンドリックスの”フォクシー・レディ”に合わせてガースが踊る場面、何度見ても笑えます。
ちなみに翌年には、続編『ウェインズ・ワールド2』も製作されましたが、日本では未公開に終わりました。日本ではあまりウケなかったんでしょうか。実際パロディやジョークは100%理解するのは難しいかも(私もわかりません)。でもDVDは発売されていますので、ご興味のある方はぜひ。さすがに少々パワーダウンしていますが、予算も多くなったのか、スケールがレベルアップ。クリストファー・ウォーケンやキム・ベイシンガー等の大御所も多数出演。同じノリで楽しめると思います。 |
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