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No.313 |
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タイトル
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セカンド・チャンス |
(原題)
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TWO OF A KIND |
監督
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ジョン・ハーツフェルド |
脚本
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ジョン・ハーツフェルド |
キャスト
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ジョン・トラヴォルタ、オリヴィア・ニュートン=ジョン他 |
制作
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1983年/アメリカ |
ジャンル |
恋愛ドラマ |
上映時間
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88分 |
評価
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★ |
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<ストーリー>
役に立たない発明ばかり繰り返し、借金に困った挙句に銀行強盗に走った発明家の卵ザック(ジョン・トラボルタ)。”運命のいたずら”から、銀行の窓口にいた出納係のデビー(オリビア・ニュートン・ジョン)と共に交通事故にあい、あの世行きとなる。しかし、粋な神様のはからいで、”セカンド・チャンス”を与えられるが.....。
<コメント>
ブロード・ウェイ・ミュージカルとして人気だった作品を映画化して大ヒットした『グリース』(1977)。同作では、当時『サタデー・ナイト・フィーバー』(1978)でブレイクした新鋭ジョン・トラボルタと、70年代を代表するポップスの女王オリヴィア・ニュートン・ジョンの共演が話題を呼びましたが、本作も同じくその二人を主演に配した恋愛ドラマ。二人の共演は5年ぶりということもあって、当時は結構話題になった気がします。しかしながら、結果は同年のラジー賞(ゴールデン・ラズベリー賞)の「ワースト作品賞」「ワースト主演女優賞」「ワースト監督賞」の3部門にノミネートされてしまうという散々なものでした。
ちなみに『グリース』はその内容はさておき、個人的にはシンプルなアニメーションにフランキー・ヴァリのタイトル曲が重なる冒頭の部分は、大好きなオープニングのひとつです。逆にラストシーンは個人的に、じゃなくて映画史に残るほどの能天気さかもしれませんが...。
本作は、内容的はなんと言うことのない恋愛ドラマで、”神様のいたずら”という設定もなかなか強引なシチュエーション。脚本はそれなりにひねりを効かせていますが、二人の愛にさほど深みが感じられません。オリヴィア・ニュートン・ジョンはかわいいですが、ジョン・トラボルタはこのあたりからバタくささと中身のない演技が露呈してきたのかも。この頃にもう少し悪役が来ていればねえ。
本作の特徴として、他の80年代の映画と同様、サントラは強力です。ボズ・スキャッグスやジャーニーの楽曲は良く出来ている上に、本サントラにしか収録されていないので、80年代のAOR〜ロック路線が好きな方にはちょっとした掘り出し物。主演二人のデュエット曲も悪くないし、メインテーマ『twist of fate』は全米トップ10に入るヒットとなるなど、なかなか充実した内容となっています。そういう意味では個人的にも音楽は印象に残っている作品なのですが、肝心の音楽の使い方が微妙なのも残念なところ。 |
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