No.235
タイトル
テンタクルズ
(原題)
TENTACLES
監督
オリヴァー・ヘルマン
キャスト
ジョン・ヒューストン、シェリー・ウィンタース、ヘンリー・フォンダ他
制作
1977年/イタリア
ジャンル パニック
上映時間
102分
評価
<ストーリー>
晴天のサロナビーチで惨劇は起こった。10ヶ月の赤ん坊、作業中の船員等が次々と姿を消すという異常事態。捜査は難航し、派遣された人間までもが何者に襲われる。海底トンネル作業の影響で海に異変が起こっていたのだ。そして海底を汚す人間たちに復讐するかのように巨大タコが姿を現し、猛威をふるい始めた.....。

<コメント>
いわゆる「動物パニックもの」と呼ばれるジャンル(?)に属する作品。動物パニックと言えばまず思い浮かぶのがスティーヴン・スピルバーグ監督の『ジョーズ』(1975)。この作品は一世を風靡しましたし、今見ても十分楽しめる傑作だと思います。本作はその2年後に公開されました。ということで、『ジョーズ』大ヒットのおこぼれにあやかろうとあわてて作ったのか、とにかく内容が浅いし、同作をまねたと思われる部分も多々見られる作品です。

敵(本作では大タコ)が襲ってきたと思わせておいて実はそうでなかった、というような演出はこういう作品ではまさにお約束。もちろん、そういう場合オチがわかっていながらもドキドキしてしまうのですが、本作においては爆笑ものでした(どの場面かは見てのお楽しみ。すぐわかると思いますよ)。
ジョン・ヒューストン、シェリー・ウィンタース、ヘンリー・フォンダと、ハリウッドの大御所をそろえた俳優陣に比較して、 肝心のタコがあまりにもお粗末なのも笑えます。途中まで人間や船とちゃんと比較できる場面がないので大きさがわかりづらいのですが、どうせならもっとどでかくてもよかったかも。登場人物も誰が基軸となって物語が進んでいるのか微妙で核となる物語が見えてきません。まあ最終的には動物と人間、という事なのかもしれませんが。と真面目に突っ込むこと自体あまり意味がないですね。ほんと、よく最後まで作ったし、公開に至ったなと感心します。そういう意味では愛すべきB級作品として開き直って見ればそれなりに楽しめるかもしれません。
『ジョーズ』ではジョン・ウィリアムスの臨場感のある音楽もかなり話題になりましたし、作品においても重要な役割を果たしましたが、本作では場面によってはその音楽が滑稽に聞こえるところもしばしば。これもにやっとしてしまいました。公開当時は見ていませんが、結構『ジョーズ』に続くパニック映画みたいな広告がなされていたような気がするのも、今思えばご愛嬌。ビデオのパッケージに描かれたイラストが一番怖いかも。

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