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タイトル
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キス★キス★バン★バン |
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(原題)
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KISS KISS (BANG BANG) |
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監督
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スチュワート・サッグ |
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脚本
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スチュワート・サッグ |
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キャスト
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ステラン・スカルスガルド、クリス・ペン他 |
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制作
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2000年/イギリス |
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ドラマ |
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上映時間
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101分 |
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評価
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★★★★ |
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【 ストーリー 】
プロの殺し屋フィリックス(ステラン・スカルスガルド)は腕の衰えを覚え、後継者に後を譲り引退を決意する。新生活を踏み出し次に選んだ仕事は、何と33年間親の過保護の元、一度も外に出たことがない大きな子供ババ(クリス・ペン)の子守だった。さらに彼の引退を認めない組織が彼の命を狙って刺客を送り込む.....。
【 コメント 】
引退を決意した昔気質の殺し屋と、33年間一度も外に出たことのない大人が繰り広げる、不思議で温かい心の交流を描いた物語。監督はこれがデビュー作のスチュワート・サッグ。義理人情に厚く、凄腕ながらどこか間抜けな殺し屋・フィリックスを演じるのは『奇跡の海』(1996)、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(1997)のステラン・スカルスガルド。33才にして始めて世間の風にさらされる大人(子供?)ババを演じるのはクリス・ペン。それにしてもクリス、『レザボアドッグス』(1991)のとんがりぶりとはえらい違いですね(笑)。いい味出してます。
モダンでポップな60〜70年代あたりを意識させる作りが『オースティン・パワーズ』(1997)なんかを思い出させます。ファッショナブルで軽快な音楽とブルーが美しい映像が印象的。音楽のチョイス、使い方もいいですねえ。まさにディス・イズ・ミニシアター系(?)。
腕の衰えを感じた殺し屋が、世間を知らないままに育った大人の子守をするという、一見ドタバタコメディにありがちなストーリー。実際コミカルな描写も多いですが、二人が出会うまでの展開が早く、物語はここからが本番となります。
純粋なはずのババの要領の良さや主人公を付けねらう殺し屋組織のお粗末さなど、いろいろ疑問点はありますが、最終的にハードボイルドな結末に帰結します。
この作品は主人公二人の心の交流を描いているようで、実は物事の変化や前進の前に必要な、現在の世界の崩壊が描かれているのではないかと思います。人間の心もそうです。自分の考え方や姿勢が変わる際には、今の思想や主義を解体する必要があります。さようにも世界は確固たるバランスで保たれているのです。
ババを待つ結末もまさにそうで、外界との接触によって急激に変化した心のバランスがとられた、と考えると不思議と納得できるものがあります。
そしてそれによってまた、人は何かを得るし、新たな一歩を踏み出すことが出来るのでしょう。にしても切ないですが。
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