No.23
タイトル
ウォリアーズ
(原題)
THE WARRIORS
監督
ウォルター・ヒル
制作
1979年/アメリカ
ジャンル アクション
上映時間
93分
評価
★★★★
<ストーリー>
ある夜、ニューヨーク中のストリート・ギャングがブロンクス公園に集結。しかし、その集会を唱えたギャング・グループ”グラマシー・リフス”のカリスマリーダー、サイラスが何者かに射殺されてしまう。集会に参加していた”ウォリアーズ”は何者かに濡れ衣を着せられ、リーダーは射殺、他のメンバーも追われる羽目に。彼らの縄張りコニー・アイランドまでの決死の逃亡劇が始まった.........。


<コメント>
『エイリアン』シリーズの制作等で知られるウォルター・ヒル監督の作品。この作品では脚本も手掛けています。最近はあまりパッとしませんが70年代にこの人が関わった作品はどれも良いですね。監督デビュー作の『ストリート・ファイター』(1975)にしろ『ザ・ドライバー』(1978)にしろ、シンプルでストレートな迫力があって。その中でも『ウォリアーズ』は印象に残っている作品です。

ストーリー自体は単純で、濡れ衣を着せられたストリート・ギャングが追っ手から逃げるだけです(本当に単純です)。冒頭で発生するカリスマ・リーダーの射殺事件の真相や、話の中心となるグループ”ウォリアーズ”のメンバー達の人物的背景等はほとんど出てきません。
しかし、夜のニューヨーク、地下鉄、ストリート・ギャング等、緊張感を高めるアイテムにあふれており、それに加え、逃走・暴力シーン等においてウォルター・ヒル監督のスタイリッシュな演出が炸裂し、何ともクールな作品に仕上がっています。このちょっとアンダーグラウンドを感じさせるいわゆる”ストリート感覚”は、現代でも充分通用すると思います。
後に『ランボー』(1982)や『ストリート・オブ・ファイヤー』(1984)等を手掛けるアンドリュー・ラズロの映像も良いです。不気味な夜のストリートを臨場感たっぷりに伝えてくれます。

確か、公開当時は激しい暴力の描写が話題(というか問題)になったような気がしますが、さすがにそういう場面は今見ると貧弱な感じを受けてしまいますし、ギャング達のファッションもカッコいいとはいえ時代相応のものです(野球のユニフォームに武器はバット、みたいなグループもいます)。しかし、極端な言い方をすると、今、同じような映画を撮ったとしても暴力の描写やファッションだけが際立つものにしかならないのではないか、とさえ思わせます。

エンディングの海岸の風景とバックに流れるイーグルスの『IN THE CITY』がとても印象的です。

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