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No.34 |
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タイトル
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ドラグネット・正義一直線 |
(原題)
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DRAGNET |
監督
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トム・マンキウィッツ |
制作
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1987年/アメリカ |
ジャンル |
コメディ |
上映時間
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107分 |
評価
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★★★ |
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<ストーリー>
ロサンゼルスに突然現れた謎の犯罪集団”ぺガン”。彼らは犯罪の現場にカードを残し、動物園を襲ったり、ポルノ雑誌を盗んだり、得体のしれない活動を繰り返す。この事件を担当するのが、ちょっと古いタイプの堅物フライデー刑事(ダン・エイクロイド)。しかし彼の新しい相棒のペップ刑事(トム・ハンクス)は初日からヒッピーの格好でやって来る等、最初から前途多難。さてこのコンビの行方はいかに.........。
<コメント>
エディー・マーフィーと組んだ『大逆転』(1983)や大ヒットシリーズとなった『ゴーストバスターズ』(1984)等で知られるダン・エイクロイド主演のコメディ・タッチの刑事ドラマ。ダン・エイクロイドは個人的に『ブルース・ブラザーズ』(1980)の頃から大好きな俳優です。このドラマはもともとアメリカのTVの人気シリーズで、過去に2度映画化もされているそうです。
犯人を追いかける捕物に堅物ベテラン刑事と軟派新人刑事の交流を絡ませた肩の凝らない作品に仕上がっています。
ダン・エイクロイドはここでは50年代を思わせるちょっと古いタイプの正義感あふれる刑事を真っ正面から演じています。やり過ぎないハズれっぷりは好感が持てます。もともと彼には、はちゃめちゃな役柄より、真面目なんだけどどこか可笑しみのある役柄が合っていると思っていたので、結構ハマり役だと思います。
トム・ハンクスは彼と全然違うタイプの人間でありながら、彼の人柄に魅かれていく新人刑事をうまく演じています。この2人の掛け合いはテンポも良くて楽しいです。このキャスティングがこの作品の要と言っても過言ではないですね。
アクションシーンは取り立てて派手ではありませんが、まあ程よい感じと言えるでしょう。
全体的に楽しく見られるのですが、欲を言えばもう少し”笑い”があっても良かったような気がします。そういう意味では原作に忠実に作られているのかもしれませんが、せっかくダン・エイクロイドが主演で出ているわけですから、観る方としても期待してしまいます。トム・ハンクスはコメディでもいい味出しますしね。また、コメディの度合いを抑えるのであれば、本筋である謎の犯罪集団の背景をもっとしっかり描いたり、彼らとの戦いの筋書きにもう一捻りする等工夫がほしかった気がします。そうすればインパクトもあってもっと楽しめる作品になったのではないかと思います。 |
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