オハイオ州の田舎町で大手スーパー・コストコのエリアマネージャーを務めるエヴァンは、ある日、仲が良かった職場の警備員が何者かに惨殺されたことから、町の安全を守るため悪友三人とともに自警団を結成。彼を殺した犯人を突き止めるべく、町や隣人を見張るという行動を開始する。だが、エヴァン以外のメンバーはサークルのノリで遊んでばかり。子供たちにもからかわれる始末。そんな彼らの目の前に突然、謎の生物が現れる。それこそが地球外生命体＝エイリアンであり、仲間を殺した犯人だった。エイリアンは圧倒的な力を持ち、恐るべき計画を遂行していたが、エヴァンたちは何とか力を合わせて、その計画を阻止しようと立ち上がる．．．という物語。

近年『ナイトミュージアム』シリーズがヒットしたベン・スティラー主演のＳＦコメディ。脇を固めるのは、ヴィンス・ヴォーン、ジョナ・ヒルというおとぼけメンバー。少しブラックなノリをベースに、ちゃんと笑える場面もあります。音楽も効果的に使っていてテンポもよく、最後まで飽きずに観られる作品に仕上がっています。いかにも『ゴーストバスターズ』を髣髴させる邦題ですが、次々登場するエイリアンを倒しまくる、ということではありませんし、主人公を中心にした恋愛＆人間ドラマの一面もあります。ただ、やたらと下品な下ネタが多いので、一緒に見る人は選んだ方がいいと思います。