D-Movie(No.573)

・邦題:『シックス・センス』
・原題:『THE SIXTH SENSE』
・監督:M・ナイト・シャマラン
・脚本:M・ナイト・シャマラン
・キャスト:ブルース・ウィリス、ハーレイ・ジョエル・オスメント他
・制作:1999年/アメリカ
・ジャンル:サスペンス
・上映時間:107分
・評価:★★★★★


【 コメント 】
高名な精神科医のマルコム(ブルース・ウィリス)は、かつての患者ヴィンセントを救うことが出来ず、さらには彼に自宅に押し入られ銃で撃たれてしまう。1年後、その事件の傷から立ち直れなず、妻アンナ(オリヴィア・ウィリアムス)との関係もぎくしゃくしていた彼は、他人に言えない秘密を背負い、他人から心を閉ざしてしまった少年コール(ハーレイ・ジョエル・オスメント)と出会う。自信をなくしていたマルコムは彼とも距離をおこうとするが、お互いの悩みを打ち明けるうちに、二人はここを通わせるようになり...という物語。

公開当時、映画が始まる際、「この映画にはある秘密があります。まだ映画を見ていない人には、決して話さないで下さい」という前置きがあり、その衝撃的な結末が大きな話題を呼んだ作品。日本でも大ヒットしました。
心に傷を抱えた精神科医と、人に言えない秘密を抱えた少年との心の交流を描いた物語。これはその”秘密”にはあたらないので書かせていただきますが、少年が他人に言えない”秘密”とは、”幽霊が見える”ということ。もちろん、誰も信じてくれませんので(彼の母親でさえも)、コールは悩み苦しむわけです。マルコムも最初は半信半疑ですが、やがてコールの苦しみを知るうちに、彼を救うことが出来れば、自分がかつて救えなかった少年へのトラウマからも開放されるのではと考えます。そこで二人の心が通い合います。
M・ナイト・シャラマンという監督とハーレイ・ジョエル・オスメントという天才子役を一躍スターダムに押し上げた本作。それほど、本作の衝撃度は大きかったですし、ハーレイ・ジョエル・オスメントの演技も秀逸でした。そして忘れてはならないのがブルース・ウィリスの素晴らしい演技。
本作はそのトリッキーなどんでん返しを軸に語られることが多いですが、個人的には、コールと母親のラストシーンに毎回涙が止まりません。サスペンス要素のドラマでありながら何度見ても感動する傑作です。

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