D-Movie(No.764)

・邦題:『ランナウェイズ』
・原題:『THE RUNAWAYS』
・監督:フローリア・シジスモンディ
・脚本:フローリア・シジスモンディ
・キャスト:クリステン・スチュワート、ダコタ・ファニング他
・制作:2010年/アメリカ
・ジャンル:ドラマ
・上映時間:107分
・評価:★★★


1975年のロサンゼルス。ロックは男のものという見方が当たり前だった時代、ジョーン・ジェットは自らロックがやりたいと周囲に訴えるものの、誰からも相手にされずにいた。そんなある日、敏腕プロデューサーのキム・フォーリーと出会う。キムは女だけのティーンズ・バンドをデビューさせれば売れると確信し、ジョーンを筆頭にメンバーを集めることに。ヴォーカルにはグラマラスでセクシーな女性が必要と考えていたキムは、とあるクラブでシェリー・カーリーに出会い一目ぼれ。こうして平均年齢16歳のガールズ・バンド“ランナウェイズ”が結成。過激な歌詞と挑発的なビジュアルで、世界中で熱狂的な支持を得ていくランナウェイズだったが、さまざまな問題が勃発し...という物語。

ジョーン・ジェットを演じるクリステン・スチュワート、シェリー・カーリーを演じるダコタ・ファニングの二人がとにかく大熱演。大ヒット曲”チェリー・ボム”を歌うダコタ・ファニングは迫力に少し欠けるもののセクシーさは満点。10代の女の子たちの持つ繊細さと暴力性が超クールに描かれています。シェリー・カーリーの自伝がベースになっていることやジョーン・ジェットが製作に関わっていることなど、ファンにとっても信頼できる内容と言っていいのかも。当時流行していた音楽もふんだんに使用され、見応え、聞き応えあり。少しでも当時の彼女たちを知る世代にとって心躍る作品です。

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