D-Movie(No.937)

・邦題:『狂っちゃいないぜ』
・原題:『PUSHING TIN』
・監督:マイク・ニューウェル
・脚本:グレン・チャールズ他
・キャスト:ジョン・キューザック、ビリー・ボブ・ソーントン他
・制作:1999年/アメリカ
・ジャンル:ドラマ
・上映時間:124分
・評価:★★★


ニューヨークにある3つの飛行場を離着陸する何千もの飛行機を安全に誘導する航空交通管制官たち。万に1つのミスも許されない職場で、働く者たちは、みんな過度のストレスを抱えている。精神的に病んでしまって職を離れるものも少なくない。そんな中、ニックは同僚たちの中でも自分がベストだと信じ、責任感を持って仕事に挑んでいた。そんなある日、新入りのラッセルという男がチームに加わることになる。最高の腕を持つというラッセルの噂に、ニックは彼をライバル視し、やがて強い反感を持つようになるが...という物語。

映画の舞台としては珍しい、航空管制官たちの人間模様を描いた映画。コメディタッチでありながら、管制官たちの悲哀を描きつつ、航空サスペンスとしての側面もあるという異色の作品。職場のリアリティとしては実際どうなのかわかりませんが、主人公の成長も感じられますし、恋愛ドラマとしてもそれなりに楽しめます。そして何と言ってもまだまだ当時注目されていなかった、アンジェリーナ・ジョリー、ビリー・ボブ・ソーントン、ケイト・ブランシェットらのキャラクターが楽しいです。最初ちょっと目を疑ってしまうぐらいみんな若い(笑)。そういう意味でも貴重な作品と言えるでしょう。

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