失業中のエリックは住んでいる家を売って、やむなく郊外に格安物件の一軒家に引っ越すことに。そこは高圧電流がすぐそばを通り、昔は墓地だった場所に家を建てたといういわくつきの物件。家族とともに心機一転、新たな生活をスタートさせるが、子供たちは次第に、家の中に潜む不気味な雰囲気を感じ取るようになり、奇怪な現象がいたるところで起き始める。そんな中、家にいたはずの幼い娘マディソンが忽然と姿を消してしまう。やがてこの家にまつわる恐ろしい秘密を知った彼らは、娘を取り戻すため霊媒師に助けを求めるが...という物語。
スティーヴン・スピルバーグが制作に関わり、トビー・フーパーが監督したホラーの名作「ポルターガイスト」(1982)を、サム・ライミ製作のもとにリメイクした作品。オリジナルは続編も含め、出演者の怪死が相次ぐという不幸な話題も含めて”ものすごく怖い映画”という印象があります。スピルバーグが関わっているからか、そこまでエグい感じはないんですが。一方で本作はCGの技術も上がり、ビジュアルに訴えてくるものはあるものの、ストーリー性に劣る気がします。個人的にサム・ライミに期待しすぎたのかもしれません。前半のテンポは悪くないと思います。リメイクでなければ★2つといったところでしょうか。主役の女の子はかわいいです。
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