D-Movie(No.915)

・邦題:『地球、最後の男』
・原題:『Love』
・監督:ウィリアム・ユーバンク
・脚本:ウィリアム・ユーバンク
・キャスト:ガンナー・ライト、アンバー・チルダーズ他
・制作:2011年/アメリカ
・ジャンル:SF
・上映時間:84分
・評価:★


突然、地球との交信が途絶えた宇宙船ステーション。その中にたった1人取り残され、軌道円周上を旋回し続ける宇宙飛行士リー・ミラー。時間と共に生命維持システムが消耗し、単に生きていることだけを継続するような状況下で、リーは自身の正気を保つために孤独な戦いを強いられる。そんな極限の閉塞空間で6年の歳月が流れ、リーの前に突如、巨大な宇宙ステーションが現れる。そこには人類の英知を結集させた“秘密”が隠されていた...という物語。

地球との交信が途絶えた宇宙ステーションに、たった1人取り残された男の不可思議な体験を描くSFドラマ。最新の映像技術と圧倒的な映像美、さらにアメリカのオルナタなティブ・ロックバンド“ブリンク182”の元メンバーらが音楽をプロデュースした作品。確かに設定も映像も音楽もそそられるものがありますが、非常に観念的である分、ストーリーは難解で分かりづらく、賛否分かれる内容です。『2001年宇宙の旅』(1968)を彷彿させる部分もあり、そのあたりを感じて楽しめる人にはいいのかもしれません。個人的にはいろんな意味で期待値が上がってしまい、もう少しちゃんと物語として収束させてほしかったです。残念。

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