D-Movie(No.785)

・邦題:『モールス』
・原題:『LET ME IN』
・監督:マット・リーヴス
・脚本:マット・リーヴス
・キャスト:クロエ・グレース・モレッツ、リチャード・ジェンキンス
・制作:2010年/アメリカ
・ジャンル:ホラー
・上映時間:116分
・評価:★★★★


しんしんと雪の降る小さな田舎の町。母親と2人きりで暮らす12歳の孤独な少年、オーウェン。いつも学校でいじめにあっている彼は、夜になると団地の中庭でひとり寂しく過ごしていた。ある日、隣に引っ越してきたばかりの謎めいた裸足の少女アビーと出会う。2人は夜の中庭で言葉を交わすようになり、少しずつうちとけていく。その後、部屋の壁越しにモールス信号で連絡を取り合うまでになる2人だったが、やがてオーウェンはアビーの驚くべき秘密を知ってしまう。折しも、町では残酷な猟奇殺人事件が連続して発生し、住民を恐怖に陥れていた...という物語。

ヴァンパイアの少女といじめられっこの少年とのピュアな恋愛を描き、世界的にも話題になったスウェーデンの映画『ぼくのエリ 200歳の少女』のリメイク作品。監督は『クローバーフィールド/HAKAISHA』を手がけたマット・リーヴス。オリジナル作品は非常に良くできていて、アメリカでのリメイクなので、やはり良くも悪くもわかりやすくなっているところがポイント。個人的にはやはり全体的に謎めいた雰囲気のオリジナルに軍配を挙げたいですが、少女役のクロエ・グレース・モレッツのかわいさにやられました。見終わった後に、二人の行く末をいろいろと想像してしまう、ホラー作品の秀作だと思います。

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送