D-Movie(weekly)

・邦題:『黒い家』
・原題:『黒い家』
・監督:森田芳光
・脚本:大森寿美男
・キャスト:内野聖陽、大竹しのぶ他
・制作:1999年/日本
・ジャンル:ホラー
・上映時間:118分
・評価:★


ある生命保険会社の金沢支社に勤務する若槻は、真面目で有能な総務主任として、日夜、仕事に心血を注いでいた。ある日、菰田重徳という契約者からの呼び出しを受け、家に赴いた彼は、そこで息子の首吊り死体に遭遇する。警察は自殺と判断し、それに基づいて保険金も支払われることになった。しかし、両親の態度に不審なものを感じた若槻は自殺に疑問を感じひとり調査を開始する。そして、夫婦の保険金をめぐる異常な行動が次第に明らかになっていくが...という物語。

第4回日本ホラー小説大賞を受賞した貴志祐介によるホラー小説を映画化した作品。監督は『39 刑法第三十九条』(1999)の森田芳光。キャッチコピー「この人間には心がない」にあるように、保険金=”金”に取り憑かれた人々をめぐるホラー。終盤までは監督独自の演出や追い詰められる主演の演技もあって、じっとりと怖いサスペンスとなっています。保険制度にまつわるリアリティもある意味怖い..。なんですが、いかんせん最後が何とも疑問が残る展開に..。それまでが怖かっただけに残念。石橋蓮司と大竹しのぶの怪演を楽しめる人ならOKだと思います。

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