D-Movie(No.703)

・邦題:『ジャッジ・ドレッド』
・原題:『JUDGE DREDD』
・監督:ダニー・キャノン
・脚本:ウィリアム・ウィッシャー他
・キャスト:シルヴェスター・スタローン、アーマンド・アサンテ他
・制作:1996年/アメリカ
・ジャンル:SF
・上映時間:96分
・評価:★★★


【 コメント 】
シルヴェスター・スタローン主演、イギリスの同名人気コミックを実写化した作品。監督は『CSI』『NIKITA』など、人気のアメリカTVドラマを手がけているダニー・キャノン。ヒロイン役を演じるのはダイアン・レイン。

西暦2139年。地球は核戦争によって壊滅的なダメージを受け、3つのメガシティと呼ばれる人口過密都市が残されていた。そのひとつ、元はニューヨークと呼ばれた地に建設された”メガシティ・ワン”では、過度な人口過剰により社会秩序が崩壊、都市ではあちこちでデモが起こっていた。彼らを取り締まるのは、“ジャッジ”と呼ばれる特殊訓練を受けた超エリート達による治安維持部隊。彼らは、罪を犯した者を逮捕し、その場で判決を下し、刑罰を与える絶対的な権力を持っていた。中でも”ジャッジ・ドレッド”は、最も優秀な”ジャッジ”として、都市の”法”として君臨。犯罪者たちから恐れられていた。ところがある日、そんな”ジャッジ・ドレッド”に殺人の容疑がかけられる。身に覚えの無い逮捕に、無実を訴える彼だったが、裁判で動かぬ証拠が提出され窮地に陥る...という物語。

原作は読んでいないのですが、こういったコミックをベースにした作品同様、ビジュアル的には割りと忠実に再現されているようです。シルヴェスター・スタローンの鍛え上げられた肉体はほとんどCGの迫力っ。ストーリー自体も結構面白く、さすがに映像的には時代を感じさせますが、近未来SFアクションとしてよくまとまっていると思います。ちょっと残念なのはヒロイン。ダイアン・レインがダメということはありませんが、もう少し旬の人でもよかったかも。後、ドレッドと行動を共にするロブ・シュナイダー演じるファージーがちょっとノイジーで、これを面白いと感じるか、うざいと感じるかも本作を楽しめる分かれ目かも。
ちなみに本作は2012年にリメイク版が作られました。もう少しダークな雰囲気で、アクションも派手になっています。本作が好きな人にはオススメ。

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