大学を中退しゲームメーカーに就職したスティーブ・ジョブズは、たびたびトラブルを引き起こす厄介者だった。1976年、そんなジョブズは、自分と同じようなはみ出し者の友人たちを集めて“アップルコンピュータ”を設立する。その後アップル社は革新的なヒット商品を連発、わずか４年で株式の上場に成功する。しかし彼の独裁的な経営は多くの敵をつくり、ついには自分の会社から追い出されるという皮肉な結果を招いてしまう．．．という物語。

2011年に亡くなった、アップルコンピュータの創業者でＩＴ業界では伝説の人物であるスティーブ・ジョブズの波瀾万丈の人生を映画化したドラマ。ジョブズがアップルを立ち上げるところから、一度会社を追われ、さらに復帰して活躍するまでを描いています。当時アップルユーザーで、さまざまな会社のゴタゴタを見ていた身としては非常に懐かしく、かつ楽しく見られました。ジョブズが復活した際に掲げられたキャッチコピー”Think different”と、それにまつわるキャンペーンを改めて見るとモチベーションがあがりますね。ジョブズやアップルを知らない人にどれだけ響くのかちょっと疑問に思うところと、やはりこの先のドラマも見たくなるので、評価としては星３つです。