D-Movie(No.1001)

・邦題:『ハクソー・リッジ』
・原題:『HACKSAW RIDGE』
・監督:メル・ギブソン
・脚本:ロバート・シェンカン、アンドリュー・ナイト
・キャスト:アンドリュー・ガーフィールド、サム・ワーシントン他
・制作:2016年/オーストラリア、アメリカ
・ジャンル:ドラマ
・上映時間:139分
・評価:★★★★


アメリカの田舎町で育ったデズモンド・ドスは、看護師のドロシー・シュッテと恋に落ちるも、激化する第2次世界大戦に心を痛め、衛生兵になるべく陸軍に志願する。しかし基地での訓練で銃に触れることを拒絶し、上官や他の兵士たちから執拗ないやがらせを受けるようになる。それでも決して信念を曲げないデズモンドは軍法会議にかけられてしまうが、ついには彼の主張が認められ、晴れて衛生兵として戦場に立つことを許可される。こうして日本軍との激戦の地、沖縄の前田高地、通称ハクソー・リッジ(のこぎり崖)へと赴くデズモンドだったが..という物語。

『マッドマックス』シリーズでスターとなったメル・ギブソン監督作品。宗教上の理由で「生涯、武器には触らない」と誓った主人公がその信念を貫き、衛生兵として激戦地で活躍する物語。まず驚かされるのは戦闘場面のリアルさ。『プライベート・ライアン』(1998)も衝撃的でしたが、本作はさらに上を行きます。ちょっと目をそらしたくなるほど。戦争映画としてみると、舞台も沖縄ですし、どうしても米軍から見た視点が気になりますが、一人の男=衛生兵が命をかけて信念を貫く物語として見れば、その生き様は圧倒的。アンドリュー・ガーフィールドの演技もよく、重厚な人間ドラマとして楽しめます。

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