D-Movie(No.804)

・邦題:『フラットライナーズ』
・原題:『FLATLINERS』
・監督:ジョエル・シューマカー
・脚本:ピーター・フィラルディ
・キャスト:キーファー・サザーランド、ジュリア・ロバーツ他
・制作:1990年/アメリカ
・ジャンル:サスペンス
・上映時間:114分
・評価:★★


ネルソン・ライト、レイチェル・マノス、デヴィッド・ラブリッシオ、ジョー・ハーレイ、ランディ・ステックルの5人は医大生。ある時、ネルソンが臨死体験の実験を試みようと言い出した。ジョーは本当に実行する勇気など無いと言って承諾するが、ネルソンは本気だった。他の4人が立会いの下、ネルソンの心臓は停止。心臓停止から1分後に蘇生が試みられた。しばらく経過すると、ネルソンの心臓は動き始めた。実験は成功したのだ。ネルソンの成功を受けて、ジョー、デヴィッド、レイチェルが次々と実験台になり、そして臨死体験を実現させていく。しかし、彼らは実験の直後から、奇妙な幻覚に悩まされ始め、現実の生活に支障をきたすようになり...という物語。

”死”から復活するという、”神”の領域に踏み込んだ医学生たちがたどる運命を描いたサスペンスドラマ。物語の肝となる、心臓停止から戻ってくるまでのプロセスが、最初こそスリリングなものの、これだけ繰り返すとちょっと興ざめ。しかも幻覚によって過去の罪と向き合うドラマ性に残念ながら重みが感じられません。それぞれのエピソードの内容ももっとひねりが欲しかった。”あおり”でもいいので、身の毛もよだつような映像や、もしくは、永遠に償えないとか繰り返すとか、見る側の心に突き刺さる演出や脚本が欲しかったかも。当時の若手俳優を大胆に起用しているので、青春ドラマとしての雰囲気は出ています。

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