D-Movie(No.579)

・邦題:『リベリオン』
・原題:『EQUILIBRIUM』
・監督:カート・ウィマー
・脚本:カート・ウィマー
・キャスト:クリスチャン・ベール、エミリー・ワトソン他
・制作:2002年/アメリカ
・ジャンル:SFドラマ
・上映時間:106分
・評価:★★★★


【 コメント 】
『ウルトラヴァイオレット』(2006)や『ソルト』(2010)など、近未来〜アクションものを得意とするカート・ウィマー監督作品。本作では脚本も手がけています。
舞台は第3次世界大戦後の地球。生き残った指導者たちは、次の戦争が起これば人類が滅亡するとの考えから、戦争勃発の要因となる人間のあらゆる感情を抑止させるべく、精神に作用する薬を開発。国民は毎日この薬を自分で投与し、感情の無い生活を義務付けられていた。この義務に反し、感情を揺さぶる文化に触れるものや、感情を表に出した人間は”反乱者”とされ、処罰された。その反乱者を処罰する役職にあるのがクラリックと呼ばれる銃を用いた武道の達人たち。主人公のプレストン(クリスチャン・ベール)は、その中でも最強を誇ったが、妻や友人の死に関わるうちに徐々に感情に支配され始め...という物語。
パッケージにみられる主人公の衣装やアクションに東洋武術を取り入れているところなど、随所に『マトリックス』の影響が見て取れます(マトリックスは1999年公開)。人類がとある支配者=本作では同じ人間である独裁者に強制的に管理されている背景も似ています。しかしながら、単なるコピーではなく、非常に見ごたえのあるアクションを中心に、スタイリッシュな映像でスカッとする作品に仕上がっています。特に”ガン=カタ(GUN−KATA)”という、オリジナルの動きを取り入れたアクションシーンはよく出来ています。ひょっとしたら『マトリックス』よりスピード感があるかも。

クリスチャン・ベールはこの後『マシニスト』でガリガリになったり、『バットマン』シリーズに抜擢され、『ターミネーター4』(2009)にも出演するなど、肉体派・アクション派として成功します。本作は日本ではさほど話題にならなかった気がしますが、そういう意味ではクリスチャン・ベールにとっては転機になった作品なのかもしれません。”生きる”という意味そのものを問うメッセージも受け取れる作品。

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