ホームセンターの真面目な従業員、ロバート・マッコール。かつては、ＣＩＡの凄腕エージェントだった彼だが、引退した今は、自らの過去を消して静かな生活を送っていた。そんなある日、行きつけのカフェで知り合った少女娼婦テリーが、ロシアン・マフィアから残酷な扱いを受けていることを知る。見過ごすことが出来ず、ついに封印していた正義の怒りが爆発するマッコール。単身で敵のアジトに乗り込むや、悪党どもをあっという間に退治してしまう。これに危機感を抱いたマフィア側は、すぐさま最強の殺し屋を送り込んでくるが．．．という物語。

デンゼル・ワシントン主演のアクション映画。1984年から1989年にかけて放送されたアメリカのテレビドラマ『ザ・シークレット・ハンター』の劇場版。監督は『トレーニング デイ』(2002)のアントワーン・フークア。このコンビ好きです。招待を隠してひっそり生きている元CIAのトップエージェントが少女のために悪党と戦うストーリー。とにかく主人公が強いです。それでも”人智を超えた”とまではいかない強さや、中途半端に窮地に陥らないあたりのバランスがよくできています。見終わったあとも爽快。とにかくスカっとしたい時にはオススメ。あと、少女役のクロエ・モレッツのファンも必見（笑）。