D-Movie(No.947)

・邦題:『EAST MEETS WEST』
・原題:『EAST MEETS WEST』
・監督:岡本喜八
・脚本:岡本喜八
・キャスト:真田広之、竹中直人他
・制作:1995年/日本
・ジャンル:ドラマ
・上映時間:124分
・評価:★★


1860年、日米修好条約締結のため、日本人使節はアメリカ海軍所有のポータハン号に乗り込んだ。水戸の脱藩浪士で、条約を結ぶために米国を訪れた開国派の使節団の暗殺を狙う攘夷派刺客・上篠健吉と、軍艦奉行から雇われた甲賀忍者・偽次郎。彼らがサンフランシスコに上陸してまもなく、使節団の資金を狙って押し入った強盗団により三千両が奪われる。上篠は強盗団により父親を殺された幼い少年サムを助け仇討ちの旅に出る。一方、偽次郎もまた奪われた三千両を取り返すため強盗団を追うが...という物語。

日本が誇る映画職人・岡本喜八監督が奥山和由率いるチーム・オクヤマと手を組んだ作品。1860年のアメリカ西部を舞台に展開するアクション西部劇。真田広之、竹中直人、岸部一徳、仲代達矢など、個性派揃いのキャスティングに惹かれます。物語の発想も面白いと思いますが、どこか脚本が空回りしている感じで、コメディの度合いも中途半端泣きがします。真田広之のアクションはかっこいいですが出番は控え目。当時劇場で予告を見たときは、侍VSガンマンのガッツリ対決と思ったのですが、そういう意味では期待はずれ。同じ内容で純粋なアクション映画としてぜひリメイクしてほしいです。

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