D-Movie(No.669)

・邦題:『デビル・ハザード』
・原題:『THE DEVIL'S TOMB』
・監督:ジェイソン・コネリー
・脚本:キース・ジョーネス
・キャスト:キューバ・グッディング・Jr、ロン・パールマン他
・制作:2009年/アメリカ
・ジャンル:アクション
・上映時間:90分
・評価:★★


【 コメント 】
『ザ・エージェント』(1996)のキューバ・グッディング・Jr、『ヘルボーイ』(2004)のロン・パールマンなど、個性的なキャスティングで堕天使と人類の戦いを描いたホラー&アクション映画。監督は、ショーン・コネリーの息子で俳優としても活躍しているジェイソン・コネリー。

中東のとある砂漠地帯の地底900メートルで謎の遺跡が発見された。CIAは考古学の専門家ウェスリー博士を中心とした調査隊を派遣し極秘に調査を行うが、突然調査隊は消息を絶ってしまう。ウェスリー博士の娘でもあるCIAのエリッサ・カーデル博士は、数々の戦場で作戦を成功に導いてきたマック率いる7人の精鋭からなる傭兵部隊を雇い入れ、調査隊の救出作戦を開始。砂に埋もれた調査基地の中に足を踏み入れる。詳細を知らされないまま、ウェスリー博士の救出に向かう一行だったが、基地への入り口で出会ったのは、顔中疱疹だらけで発狂した一人の神父だった。やがて、調査基地の中の恐るべき事実が明らかになっていく...という物語。

中東の砂漠に埋もれた基地という閉鎖的なシチュエーションの中、不穏な空気に包まれつつどんな敵が潜んでいるかもわからず...と思いきや、割と早い段階でゾンビ的な神父が登場。ホラー要素を強めつつ、物語は進んでいきます。邦題が匂わせているように、アクションゲーム『バイオハザード』的な世界観なので、敵が次々と現れていつ果てるともわからない戦いが繰り広げられるのかと思いきや、結構敵の攻撃が心理的なものが多く、ちょっと肩透かしを食らった感じでした。いい意味でいうといろんな要素を詰め込んだ、悪い言い方をするとどこかで見たような感じの展開が多いともいえます。キューバ・グッディング・Jrはいいとしても、ロン・パールマンの存在をうまく押し出せてないところも残念。ラストもいろんなことが消化不良のままなし崩し的に終わってしまう感じがありますが、B級的な付けのホラー&アクションとしてはそれなりに楽しめると思います。
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