今や世界的アーティストになったロボットスタイルの覆面テクノユニット「ダフト・パンク」が1994年にデビューして以降、4作目となるアルバム「ランダム・アクセス・メモリー」で第56回グラミー賞(5部門受賞)を受賞するまでの足跡をたどるドキュメンタリー作品。
個人的にもファンである、「ダフト・パンク」のグラミー賞受賞までの軌跡を追ったドキュメンタリー作品。興味をそそられる内容ではあるんですが、まず基本的に過去の映像のつなぎ合わせなのが残念。グラミー受賞曲「ゲット・ラッキー」のボーカルを務めたファレル・ウィリアムスのインタビューや、彼らが敬愛する日本が誇る漫画家、松本零士先生へのコラボレーションの経緯など、ファンとしてはそれなりに見どころはあるものの、楽曲に関してはBGM的な使い方が多いのも残念なところ。もっとしっかり音楽にフィーチャーしてほしかった。DVDも特典映像はなく封入特典としてオリジナルポストカードのみという寂しい内容。グラミー受賞後にあわてて作られたのかなという感じ。それでも、ファンであれば一応見ておくべきだと思いますが。一応代表曲のリンクまで。
・Daft Punk - One More Time:
https://youtu.be/-OTryGzS-G8