D-Movie(No.1013)

・邦題:『コットンクラブ 』
・原題:『THE COTTON CLUB』
・監督:フランシス・フォード・コッポラ
・脚本:フランシス・フォード・コッポラ他
・キャスト:リチャード・ギア、ダイアン・レイン他
・制作:1984年/アメリカ
・ジャンル:ドラマ
・上映時間:128分
・評価:★★★


禁酒法下の1920年代に栄えた黒人街ハーレムにある“コットンクラブ”。ここは白人のために黒人がジャズを演奏する場所。コルネット奏者でピアノもこなすディキシー・ドワイヤーは、コットンクラブの近くにあるクラブでジャズを演奏していた。ある日、そこへ警官に化けたギャングがダイナマイトを投げて逃げ去る。狙われたのは、ハーレム一帯の利権を得ようと目論むギャングのボス、ダッチ。ディキシーの機転でダッチと、一緒にいた歌姫ヴェラは命を救われるが、これが縁でディキシーはハーレムの覇権争いに巻き込まれていくことになる...という物語。

フランシス・フォード・コッポラ監督作品。伝説のナイトスポット”コットン・クラブ”を舞台に、華やかなショーやマフィアの覇権争いなどを、当時の雰囲気を再現して描いたドラマ。クラブや音楽の再現性はもちろん、グレゴリー・ハインズのタップ、トム・ウェイツの怪演など、見どころは多いです。が、肝心の主演・リチャード・ギアの魅力が伝わってきません。暗躍するマフィアたちも迫力に欠けます。みんな何がしたいのかハッキリしません。ダイアン・レインはさすがの美しさですが、全体的にはぼんやりした印象です。コッポラの映像へのこだわりが裏目に出てしまったのかも。彼の作品『ゴッド・ファーザー』(1972)と『ワン・フロム・ザ・ハート』(1982)を足して3で割ったような感じ。

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