D-Movie(weekly)

・邦題:『コンテイジョン』
・原題:『CONTAGION』
・監督:スティーヴン・ソダーバーグ
・脚本:スコット・Z・バーンズ
・キャスト:マリオン・コティヤール、マット・デイモン他
・制作:20110年/アメリカ
・ジャンル:サスペンス
・上映時間:106分
・評価:★★★


ある日、香港の出張から帰国するや体調不良を訴えていた女性が、その2日後に突然はげしい痙攣を起こして意識不明に陥り、そのまま死亡してしまう。同じような事例が世界各地で相次ぎ、世界保健機関(WHO)が動き出す。さらには、アトランタの疾病予防管理センター(CDC)や各国の衛生当局も未知のウイルスの特定とワクチン開発に乗り出すとともに、感染者の隔離と感染ルートの解明に奔走していく。そんな中、いち早く伝染病の警鐘を鳴らしたフリー・ジャーナリスト、アランのブログには情報を求める人々が殺到してくるが...という物語。

『トラフィック』(2000)、『オーシャンズ11』(2001)のスティーヴン・ソダーバーグ監督が描く伝染病によるパニック映画。この手の映画には珍しく、登場人物がとにかく豪華。前述の二人以外にも、ローレンス・フィッシュバーン、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロー、ケイト・ウィンスレットなど。とはいえ、群像劇というよりは、未知の病気の蔓延により人間社会が恐怖に陥る状況をリアルに描いています。その結果、病気そのものの恐怖が弱くなってしまったため、全体的な緊張感や山場に欠ける感じが残念。エンディングからまた最初につながる円環的な描き方はソダーバーグぽくて良かったです。

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