D-Movie(No.994)

・邦題:『コロンビアーナ』
・原題:『COLOMBIANA』
・監督:オリヴィエ・メガトン
・脚本:リュック・ベッソン
・キャスト:ゾーイ・サルダナ、ジョルディ・モリャ他
・制作:2011年/アメリカ、フランス
・ジャンル:アクション
・上映時間:108分
・評価:★★


1992年、南米コロンビア。9歳の少女カトレアは、マフィアの大物が送り込んだ刺客によって目の前で両親を惨殺される。カトレアは決死の逃走の末に追っ手を振り切り、叔父のエミリオを頼ってシカゴへと向かう。両親を殺した者たちへの復讐だけを胸に成長したカトレア。15年後、凄腕の暗殺者となった彼女は、復讐相手へのメッセージとして必ず殺しの現場に自身の名の由来でもあるカトレアの花を残していった。マフィアがカトレアの暗殺に動き出す一方、FBIからも追われる身となるカトレアだったが...という物語。

『レオン』(1994)のリュック・ベッソンが脚本と製作を務めたアクション・ドラマ。主演は『アバター』(2009)」のゾーイ・サルダナ。家族を殺され、復讐に燃える女暗殺者を演じています。暗殺者が主人公、派手なアクション、まさにリュック・ベッソン的作品です。スピード感のある演出とアクションはしっかり楽しめると思いますが、肝心の復讐のプロセスをたどる後半の展開が少し無理もあるし、ひねりがなかった気がします。悪役の魅力もあまり感じられず、リュック・ベッソン絡みで言うと、やはり『レオン』や『ニキータ』(1990)に軍配が上がるかも。

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