D-Movie(No.969)

・邦題:『フィフス・ウェイブ』
・原題:『THE 5TH WAVE』
・監督:J・ブレイクソン
・脚本:スザンナ・グラント他
・キャスト:クロエ・グレース・モレッツ、ニック・ロビンソン他
・制作:2015年/アメリカ
・ジャンル:SF
・上映時間:112分
・評価:★★


謎の地球外知的生命体が地球上空に飛来、世界中の電源をシャットアウトし人類を混乱に陥れる。“アザーズ”と名付けられた彼らは、続く第2波として大地震と津波を引き起こし、第3波ではウイルス感染を蔓延させ、第4波では生存者への寄生を開始する。平穏な日々を送っていた女子高生のキャシーは、アザーズの4度にわたる攻撃で両親を亡くし、ついには弟とも生き別れてしまう。もはやわずかな生存者も、誰が敵か味方かも分からない中、キャシーは弟を救い出し、人類滅亡を意味する第5の波を食い止めることが出来るのか?...という物語。

アメリカの作家、リック・ヤンシーの同名ベストセラー小説を『キック・アス』(2010)のクロエ・グレース・モレッツ主演で映画化したサスペンス。我々人類が、謎の異星人たちから波状攻撃を受ける物語で、良くも悪くもスケールが大きすぎて、第5の波までに2回ぐらい滅んでいるだろう、という感じなんですが、そもそも原作が”ヤングアダルト”向けなので、ハードなSFサスペンス、というより、人類の危機的状況を舞台にした恋愛ドラマと捉えた方が正解でしょう。そういう文脈の作品を求めている人、もしくは私のようにクロエ・グレース・モレッツ好きの人には悪くない作品だと思います。

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